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シンポジウムテーマ
Fluid Landscape -水のふるまいから考えるランドスケープ-
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シンポジウム趣旨
近年,ランドスケープに対するアプローチは従来の設計の枠組みを越え,多様な専門性や生活実践が交わる領域へと広がりを見せています。こうした変化を背景に,造園学会では100周年事業の一環としてランドスケープを捉えるための様々な視点を集める取り組みを進めてきました。本シンポジウムはその蓄積を踏まえつつ,大阪らしいランドスケープへの視点として「水」に焦点を当てます。河川や掘割の水路網を築き,治水や利水のための営みが重ねられてきた大阪では,水の存在が今なお環境や暮らしの基層となっています。
21世紀以降の水都大阪の再生のための取り組みは,水辺の価値を丁寧に掘り起こし,公共空間の親水性やまちの回遊性を生み出す成果をあげてきました。こうした蓄積は,これからの都市と水の関係を考える重要な道標ならぬ澪標(※)となっています。その一方で,想定外の集中豪雨や温熱環境の異常な変化といった地球規模での問題だけでなく,近隣のつながりの希薄化や暮らしと雨の断絶といった日常的な課題も存在します。これらは水の制御だけで完結する課題ではありませんが,水とともに生きる歴史をもつ大阪だからこそ,水辺という場所の扱いだけではなく,流れ,にじみ,蒸散などの「水のふるまい」から捉え直すことで,都市での環境と暮らしを横断的に考えるための新たなランドスケープへのアプローチが見つけられるはずです。
本シンポジウムでは,エンジニアリング,デザイン,生態系,文化など多様な視点から水に向き合う専門家が集い,「水のふるまい」を起点として都市での環境と暮らしの関係をつくり変えるランドスケープのあり方を探ります。水に対する異なる知が交じりあうことで,空間の整備にとどまらず,プロダクトから居場所づくりまで,水の可能性が都市の日常へとしなやかに作用する可能性が立ち上がることを期待します。モデレーターは造園学会100周年に向けて,U35のランドスケープ・アーキテクト,デザイナー,リサーチャーによって構成されたプロジェクトである“オルタナティブランドスケープ”のメンバーが務めます。オルタナティブランドスケープは,これまでにもランドスケープアーキテクチャー以外のランドスケープを取り扱う専門家への取材をし,複雑化したランドスケープデザイン領域に関する議論を継続して実施してきています。ランドスケープをめぐる次の100年に向けて,統合知としての造園学がどのように水と暮らしをつなぎ直せるのか——その流れを大阪からつくりたいと思います。
※澪標:船が安全に通れる「澪(みお=水路)」の位置を示すために水辺に立てられた標柱で,大阪の市章にも使われている。
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プログラム
2026年5月16日(土)14:00~16:50
《会場》大阪公立大学中百舌鳥(なかもず)キャンパスUホール白鷺(堺市中区学園町1番1号)
《参加費》無料(要事前申込)
学会員/非会員を問わずどなたもご参加いただけます。
- 第1部:水のふるまいを読み解く
登壇者:上條慎二(上條・福島都市設計事務所)・岩瀬諒子(京都大学)・武井祥平(nomena)
モデレーター: 盛岡諄平(Hügel Design)・植田舞(E-DESIGN) - 第2部:水と暮しをつなぎ直す
登壇者:遠藤賢也(東京大学)・𠮷田葵(アオイランドスケープデザイン合同会社)・横山紗英(国土交通省)・学生コンペ最優秀賞受賞者
モデレーター:坂本幹生(ランドスケープ・プラス)・田中麻美子(office ma) - 総評:水のふるまいから考えるランドスケープ
会社概要
| 会社名 | 株式会社サンプル |
| 英文社名 | Sample Co. Ltd. |
| 代表取締役 | 山田次郎 |
| 従業員数 | 100名 |
| 所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅X-XX-X サンプルビル |
| TEL | 000-000-0000 |
| 事業内容 | ・ウェブサイト企画・制作 ・システム開発 ・印刷物デザイン・制作 ・動画撮影・制作 ・その他販促サービス |
アクセス
- 所在地
愛知県名古屋市
中村区名駅X-XX-X サンプルビル - 電車でお越しの場合
名古屋駅下車
JRツインタワーズのロータリーの交差点を南に徒歩5分 - 営業時間
平日9:00~18:00 / 土日祝定休
